魔女と百騎兵2であそんだよ
ネタバレなし感想
※先にまとめてしまうと「かなりのク○ゲー」だったのでそこそこに感情的になっており、批判的な内容を多く含みます。
前作は結構よかったのに………。
○評価点
・アティスすき
・フニンムギンすき
・百騎兵かわいい
・人の心を感じさせない残忍なシナリオは健在
・ファセットを切り替えながらの戦闘が可能になった
→前作では複数のファセットを使用するメリットが薄かったので、なかなかの改良。
・スキル攻撃の追加
→複数敵を同時に攻撃できるため、それなりに爽快感がある
・キャラデザ/イラストは相変わらず高水準
→さすがは日本一ソフトウェア。こだわりポイントは外さない。
○賛否両論点
シナリオシーンで3Dモデルを使った人形劇スタイルが多かった前作に比べて、圧倒的にビジュアルサウンドノベル形式が多くなった
→純粋に疑問。どうして……?
○問題点
・前作の箱庭型から、自動生成のマップに変わったが、延々と同じ通路が繰り返されるだけになったため、絶望的に飽きる
・画面外から特攻をしかけてくるクソモブは前作同様
→圧倒的にストレスが溜まる。
・シナリオがつまらない
→マジでおもんないです。
・前作のメタリカの印象が強すぎて、どのキャラもイマイチ、パッとしない
・実質的な主人公?のアマリエが無能すぎてイラつく
→人の力を借りてしかいない。お前なんか活躍したか?
・BGMのほとんどが、前作からの流用
→本当にガッカリした。
・敵モブのデザインも、ほとんどが前作からの流用
→マイナーチェンジばかり。
・オペタイム攻撃で敵を倒し切るとオペタイム発動するが、一撃で削り切れる残りHPの見極めがつきにくい。
→前作にも同様のシステムは存在したが、こちらは敵のHPバーに目印が付いていたので分かりやすかった。完全に改悪。
・ボスHPの明らかなバランス調整ミス
→中盤程度になると、ボス1体削るのに15分~30分くらいかかるようになる。
→長期戦を強いられるのはともかく、ボスの攻撃パターンがせいぜい3,4種類しかないので、つまらない。集中力テストかな?
・スキルポイントのシステムが上手く機能していない
→スキルポイントを使用してスキルレベルを上昇できるが、1番火力の出るスキルだけを重点的に育てれば済んでしまうため、他のスキルレベルを上げるメリットが少ない。
→そのため、スキルポイントが非常にあまる。
・敵の経験値の調整ミス
→ワンパンで倒せる敵と、5発で倒せる敵のEXPが同じ。面倒な敵をかわしながらの雑魚狩りが1番効率良いという結果になっており、ハクスラゲーとしては致命的。
他にも細かな気になりポイントは沢山あるけれど、まぁその辺は良くも悪くもいつもの日本一ソフトウェアクオリティ、ということでご愛嬌です。
◎総評
本当に残念すぎる。
前作はそれなりに良ゲーだったので、落差が余計にガッカリ感を強めている。
BGMや敵モブがあからさまな手抜きである中で、前作の焼き直し回避としてマップシステムの変更やスキル攻撃の追加が行われているが、これらも足を引っ張る原因になってしまっている。辛いね。
2が駄作になるジンクスにハマってしまった哀しき作品。
……前作ヒロイン、メタリカでも見て落ち着きましょう。